初夏を思わせる暑さの今日この頃。
模試を終えた高3生に、自己採点シートを渡して記入してもらっています。
「先生…。正直出したくないっす。悔しいです…。」
という男子。
「英語の筆記はすごいやん!…でも確かに数学とか理社は課題が残るね。」
「そうなんすよ。英語は大問まるまる正解やったり、マナビスの授業で教わったことがきちっと活かせたんですけど…。数学が…。」
「演習もはじめて間もないからね。すぐに結果につながるほど甘くはない。」
「はい。ほんとにそれ痛感してます。来月の記述で巻き返したいです!」
「その意気!!」
「で、先生。ここからの計画なんすけど…」
と、計画と目標の軌道修正を行いました。
すると、そのやりとりを傍目で見ていた高2女子生徒から。
「先生。この偏差値ってどう見ればいいんですか?」
「うん。これはね…」
高3と高2の模擬試験における偏差値帯の違いについて丁寧に説明すると…
「先生。実は志望校を変えようと思ってて…」
「ほうほう。どこにしようとしてるの?」
「〇〇大学です。学部もコレに変えようかなぁ、って。」
「いい目標やね!!とってもキミに合ってると思うよ!!」
「ありがとうございます。どのくらい点取らないと合格できないですか?」
「今年の模試で偏差値60以上は欲しい。目標は65!」
「えっ…。厳しいですね…」
「でも、あきらめる?」
「いやです。」
「最近めっちゃ頑張って毎日塾にも来てくれてるもんね。じゃあ、何が〇〇さんの勉強を邪魔してる?」
「…スマホです。」
「この合格した先輩たちも、おんなじように悩んで頑張り抜いたよ。じゃあ具体的にスマホの使い方と…」
ここからはヒミツです。
スマホといかに適切に付き合っていくのか。
先輩たちは、どんな考え方で高2夏から受験まで走りぬいたのか。
少々熱量高めな面談を(もちろんアクリル板を挟んで距離を取って)行いました。
「先生それ、すごい。やります。」
静かな闘志に火が付いた模様。
「まず、毎日塾に通います。そこからですよね?」
「その通り。がんばろうな!!」
休校に伴い、夏休みもほとんど無い今年の高校生たち。
ピンチをチャンスに変えるために。
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